予防歯科|都立大学駅2分|歯周病学会認定医在籍の都立大学上田歯科

〒152-0032 東京都目黒区平町1丁目23-15

03-5701-1221

WEB予約
下層メインビジュアル(PC)

予防歯科

予防歯科|都立大学駅2分|歯周病学会認定医在籍の都立大学上田歯科

当院の予防歯科の特徴

歯ブラシと歯磨き粉

予防歯科には、さまざまな疾患の予防が含まれますが、中でも重要なのがむし歯と歯周病です。どちらも原因となるのはお口の中の汚れの放置と、それによる原因菌の増殖であり、予防を徹底することで発生を抑えることができます。とくに、歯周病は糖尿病をはじめとする様々な全身疾患との関連が明らかになっており、歯周病を予防することで口腔内への悪影響を抑えられるばかりか、全身の健康にも大きく寄与することができます。当院には、長きにわたり大学病院専門外来で歯周病治療に従事してきた日本歯周病学会認定医が在籍しており、院内スタッフに対するトレーニングも十分に行っております。患者様の全身の健康のためにも、ぜひ当院の予防歯科をご活用ください。

予防歯科とは

生涯にわたるお口の健康を考えるうえで、「お口の異変に気付いたらできるだけ早く歯科医院を受診する」ということはもちろん大切なことです。しかし、問題が起きてからの対応を繰り返していては、口腔内の環境は徐々に悪くなっていってしまいます。そこで重要となってくるのが、病気を未然に防ぐ「予防」という考え方です。欧米ではこの考え方が主流であり、そもそも病気を起こさせないように日頃の「メインテナンス」に重点を置く文化が定着しています。言うまでもなく、お身体のためにも病気にはならない方がいいですし、病気になってからの治療には費用と時間を要します。しかし、「予防」と「メインテナンス」という考え方に意識を向ければ、日頃の小さな努力で病気にもならずに済み、費用・時間を浪費することも回避できます。
予防歯科で重要となるのは、毎日の「セルフケア」とメインテナンスの中で行う「プロフェッショナルケア」の両立です。セルフケアの基本はご自身で行っていただく毎日のブラッシングですが、歯と歯の間や歯周ポケットの中の汚れはセルフケアでは完全に除去することができません。そこで必要となってくるのが歯科医師および歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアです。プロフェッショナルケアでは、専用の器具・機械を用いることにより、歯ブラシでは除去が困難なバイオフィルム(歯の表面に強力に吸着した細菌の膜)や歯石を取り除くことができます。
また、予防歯科においては、大きな異変を感じていなくても定期的に歯科医院を受診することが重要となります。歯科疾患には、自覚症状がないままに進行するものもたくさん存在します。どんな些細な変化も見落とさないよう定期的な検査を受け、問題が発覚した際には早期に対応することが大切です。また、検査により問題が発覚しなくても、定期的なクリーニングを受けることで清潔な口腔内を維持することができます。定期的に散髪を行うように、歯科医院でのクリーニングを日常生活に取り入れていただくことを強く推奨いたします。

このような症状・状態のときはご相談ください

  • 定期的に専門的なクリーニングを受けたい
  • 歯の白さ(美しさ)をキープしたい
  • 口腔ケアの方法について知りたい
  • ブラッシングの指導を受けたい
  • いまのお口の中の状況を調べたい
  • むし歯・歯周病がないか調べたい
  • むし歯・歯周病にならないか心配
  • 歯医者にしばらく行っていない

プロフェッショナルケア

PMTC(専門的クリーニング)

PMTC;Professional Mechanical Tooth Cleaningとは、歯科医師または歯科衛生士が行う専門的クリーニングのことを指します。専用の器具・機械および研磨ペーストを用いて歯の表面を磨き上げることにより、毎日のブラッシングでは落としきれない着色汚れやバイオフィルム(歯の表面に強力に吸着した細菌の膜)を除去します。このクリーニングにより歯の表面を滑沢にすることにより、汚れの再付着予防にも寄与することができます。

スケーリング(歯石取り)

歯石は、プラークが石灰化して歯の表面に協力に付着した物質で、ブラッシングなどのセルフケアでは除去できません。プロフェッショナルケアにおいては、スケーラーと呼ばれる専用の器具・機械を用いて、歯の表面および歯周ポケット内に付着した歯垢や歯石を徹底的に除去します。このスケーリングは予防処置としての他、歯周病治療においても行われる処置の一つです。

フッ素剤塗布

フッ素剤塗布は、小児歯科の処置内容としても行われますが、成人のむし歯予防に対しても非常に有効な方法です。定期的なフッ素剤塗布により、歯の組織を強化し、むし歯の原因菌の活動を抑制する効果が期待できます。

エアフロー

エアフローは、細かな粒子を吹き付けながらジェット水流で洗い流し、歯の表面にこびりついたプラークや着色汚れを除去する機械です。吹き付ける粒子は非常に微細なパウダーなので、歯にダメージを与えることなく歯の表面をツルツルにすることができます。

セルフケア

ブラッシング

予防歯科の基本であり、最も重要と言えるセルフケアです。むし歯や歯周病の原因は歯垢=プラークです。プラークは丁寧なブラッシングにより、大部分を取り除くことが可能です。ブラッシング法には様々な種類が存在し、患者様の年齢や歯並び、その他の口腔環境の違いにより使い分けることが重要です。また、使用する歯ブラシにも、手用(手で動かす通常の歯ブラシ)か電動か、あるいは毛の柔らかさなど、選択のポイントがいくつか存在します。患者様に最適な方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

デンタルフロス

歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを使用すると落ちやすくなります。デンタルフロスには、糸状のものを適当な長さに切って使用するタイプやホルダーが付いたタイプなど種々のものが存在します。当院で最適なものをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

歯間ブラシ

デンタルフロス同様、歯と歯の間の汚れを落とす際に使用します。ブラシ部分の太さ、使用されている材質の違いなどにより種々のものが存在します。当院で最適なものをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

洗口剤

洗口剤をブラッシングと併用することで、薬効成分に含まれる種々の効果を期待できます。ドラッグストアで購入できる一般的なものから、歯科医院専売のものまで様々な種類がございますので、当院で最適なものをご提案させていただきます。

キシリトール

キシリトールは、むし歯の原因菌であるミュータンス菌の増殖やプラークの形成を抑制する効果が期待できる天然甘味料です。世界保健機関(WHO)や国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。厚生労働省から食品添加物として認可されているため、食後にキシリトールを配合したガムなどを摂取することでむし歯予防の効果を期待できます。

ご自宅で行うホームケアの重要性

予防歯科において重要なのは、清潔な口腔環境が「長期間」維持されることにあります。お口のトラブルの原因となる細菌は増殖速度が比較的早いことから、プロフェッショナルケアにより一時的に口腔内が清潔になったとしても、セルフケアが確立していなければ意味をなさないことになってしまいます。ご自宅で行うホームケアも立派な予防処置の一つとしてとらえ、継続していただくことを強く推奨いたします。

TOP